おなじみイギリスの音楽週刊誌「Kerrang!」の2004年3月20日号（第997号）に、ジョーディが登場。メールに返信するような形式で、自分についての20の質問に答えていました。
思わず見逃してしまいそうな小さなコーナーですが、いつも通り彼らしいユーモアに満ちた楽しい内容だったので紹介します。
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From：ジョーディ・ホワイト（ア・パーフェクト・サークル）
To：Kerrang!
日付：2004年3月13日
件名：ぼくについて
1. 今日の気分は？
すごくいいね。
2. どんな服を着てる？
全身ポール・スミスだよ。粋な紳士の装いってことにしとこう。
3. 今、頭に流れている曲は？
ウィーンの『So Many People In The Neighbourhood』。いつも頭の中に流れてるんだ。
4. 最後に食べたものは？
ペパロニと唐辛子のピザ。
5. どんな料理が作れる？
シェパーズ・パイをさくっと焼こうかな。
6. 最後に電話で話した相手は？
パリから来た女の子。
7. 異性を見て一番に気づくことは？
その人の顔がどれほど魅力的かっていうこと。起きたら最初に目に入るのは顔だからね。
8. ライブとパーティ、好きなのはどっち？
山ほどパーティがあって、その合間にライブがあるのが好きだよ。
9. ツアーバスの中で何をやるのが好き？
ジョシュ（・フリーズ。ドラマー）とぼくは、不快な映画や音楽をかけるのが好きなんだ。
10. 昨晩は何をしてた？
ヴァン・ヘイレンの『5150』を聴きながらワインを1杯飲んで、ゲームボーイをやったよ。
11. 怖いものは？
「怖いものは？」という質問。
12. 最後に観た映画は？
『ラスト・タンゴ・イン・パリ』。
13. 最後のエッチはどんな感じだった？
えーと、彼女は初体験だったということにしておこう。
14. どんなふうに死にたい？
眠ってる間に。
15. 秘密を教えてください。
教えたら、秘密じゃなくなっちゃうよ。
16. あなたの一番の特徴は？
ぼくは悪ガキさ。
17. では、短所は？
上に同じ。
18. スクリーン・セーバーは何にしてる？
前は自分の腕時計の写真にしてたんだけど、バンドのセキュリティ担当スタッフの靴の写真に変えたよ。
19. 目が覚めて最初に考えることは？
オー・マイ・ゴッド！ 昨夜、何をやらかしたんだ？
20. 愛のためならなんでもするけど、〇〇はしない――それは何？
ぼくは、たいていのことはやるよ。
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以上です。怖いものは「怖いものは？という質問」というのが、笑えますね！ 秘密を明かすと秘密じゃなくなってしまう…という指摘も、言われてみれば確かにその通りです。
シェパーズ・パイとはいったいどんなパイなのかと思って調べてみたところ、けっこう手の込んだミートパイでした。これをさっと作れるとしたら、相当な料理の腕前です。
頭の中に流れているという『So Many People In The Neighbourhood』ですが、謎の中毒性がある曲なので、これから聴く方は覚悟して聴くことをおすすめします。いったん聴いたら最後、サビの「♪So Many People～」が脳内で止まらなくなってしまいます。
それにしても、こうやって誌面で見るとあらためて気づくのは、この時期のジョーディはもう「別名トゥイギー・ラミレス」や「元マリリン・マンソン」といった肩書を必要としない、「ア・パーフェクト・サークルのジョーディ・ホワイト」だったということです。なんだか感慨深いですね。
というわけで以上、粋な紳士の装いをしている写真がないのが惜しまれるものの、細長い記事の中に楽しさが詰まった「Kerrrang!」でした！
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